見守り活動ネットワーク事業
善通寺市社会福祉協議会が地区社会福祉協議会と協働し、民生委員児童委員協議会の協力に基づいて、地域全体で一人暮らしの高齢者など援護を必要とする人を見守る活動です。見守り活動推進員と民生委員・児童委員との連携により、援護を必要とする人の安否を日常的に確認し、異常を発見した時に迅速に対応できる体制を確保し、住民や関係者が地域のことを考え、支え合いのできる、孤立しない、ゆるやかに見守り見守られたくなるような地域づくりを目指しています。
主な取り組み内容
日常的な見守り活動
身近な地域内でさりげなく気に留めるとともに、気づいたことをつなぎます。
小地域ケア会議(地域支えあい会議)の開催
関係者が集まり、見守り活動における課題や対象者の対応困難な生活課題の問題解決に向けて検討します。
なぜ見守りネットワークが必要なの?
善通寺市内の高齢化率は、31.6%となっており、もうすぐ3人に1人は高齢者になります。また、少子高齢化や核家族化が進み、1世帯あたりの平均人員は2.1人であり、家族や親族だけでは解決できない問題が増えてきています。災害時等困った時の助け合いや、孤立の防止のためにも日頃から地域にどんな人がいるかを知り、つながっておくことが大切です。
見守り活動推進員とは?
概ね30~50世帯または単位自治会ごとに1人設置されています。担当地区内において、日常生活の中で民生委員と連携して要援護者等のさりげない見守り活動や福祉課題の早期発見と伝達、支援体制への協力を行います。例えば、隣近所で郵便物がたまっている人や、夜になっても灯りが点いたままになっている人がいる等、日常生活の中での気づきを民生委員や社会福祉協議会などに連絡する役割です。